初心者向けバス釣り入門:最初に揃えるべき道具とその選び方

ブラックバス

1. はじめに

バス釣りは、気軽に始められる趣味として多くの釣り人に愛されています。しかし、初めての釣りでどのような道具を揃えるべきか迷うことは多いでしょう。この記事では、バス釣り初心者がまず手にすべき基本的な道具について、段階的に解説していきます。特に、釣りが自分に合うかどうかを見極めるための格安な道具から、趣味として本格的に取り組む際に必要な中級クラスの道具まで、予算に合わせた選び方も紹介します。

2. 釣りを始める前に考えること

釣りを初めて挑戦する際、多くの人が最初に感じる疑問は「本当に自分に向いているのか」ということです。釣りは楽しい趣味ですが、天候や釣果に左右されることもあり、簡単に結果が出るわけではありません。そのため、まずは軽く体験してみて、釣りに対する興味が続くかを確かめることが重要です。

3. 最初は格安の道具で釣りを体験しよう

バス釣りを始める際に、いきなり高価な道具を揃える必要はありません。むしろ、釣りが自分に合っているかを確かめるために、まずは手軽で低コストな道具を揃えることをおすすめします。特に、100円ショップや格安店で販売されている釣り道具は、初心者が最初に手に取るのにぴったりです。

  • 百均や格安釣具のメリット
    1. 低コスト:100円ショップなどで販売されている釣り具は非常に安価です。これにより、初期投資が少なく済むため、気軽に釣りを体験できます。
      また、初心者のうちは特にルアーを投げる事に失敗してルアーを失う事も多いです。
      格安のルアーから始めれば経済的、心理的負担が少なく楽しめます。
      ダイソー、セリア等だけで一式揃えられます。
    2. 気軽に始められる:道具に対する期待値が高くないため、釣れなくても心理的負担が少なく、楽しみやすいです。
    3. 試しやすい:もしバス釣りが合わなかったとしても、大きな経済的損失がないため、試しやすい選択肢です。
      また、選択肢が多すぎない事も逆にメリットであるとも言えます。
  • 百均や格安釣具のデメリット
    1. 性能が限られる:安価な道具は、どうしても耐久性や機能面で劣る事も多いため、長時間使用する場合や、繊細な操作が求められるシーンでは不便を感じることがあります。
    2. 釣果に影響する可能性:安い道具では魚が掛かった際の操作性や感度が低く、釣果に影響を与える場合があります。

4. バス釣りが趣味になったら:中級クラスの道具を揃えよう

もし最初の体験で「バス釣りが面白い!」と感じた場合は、少しずつ道具をアップグレードしていくことを考えてみましょう。特に、リールは中級クラスのものを選び、ロッドは安価で使いやすいものを数本揃えると、釣りの幅が広がります。

  • リールを中級クラスにアップグレードする理由 リールは釣り道具の中で最も重要な要素の一つです。中級クラスのリールを選ぶことで、耐久性が向上し、スムーズな巻き上げが可能になります。これにより、魚が掛かった際の操作性が劇的に向上し、釣りの楽しさが倍増します。
    • メリット
      1. 耐久性:中級クラスのリールは高品質な素材で作られており、長期間使用できる耐久性があります。頻繁に釣りに行く方には特におすすめです。
      2. 操作性の向上:軽量で滑らかな操作感を持つ中級リールは、初心者でも扱いやすく、釣りのストレスを軽減します。
      3. 釣果の向上:良いリールやロッドは感度が高く、魚のアタリを感じやすくなるため、釣果が向上します。
    • デメリット
      1. 価格が高い:中級クラスのリールは、安価なものに比べて数千円から数万円するため、初期投資が増える点がデメリットです。
      2. メンテナンスが必要:高品質なリールは性能を維持するため、使い捨てにしない為に定期的なメンテナンスが必要です。
  • ロッドを安価なものにする理由 一方で、ロッドに関しては安価(1万円程度)なものを複数揃えることをおすすめします。バス釣りでは、ターゲットのサイズや場所、使用するルアーによってロッドの選択が異なるため、1本の高価なロッドよりも、用途に応じた安価なロッドを数本揃える方が効率的です。
    • メリット
      1. コストパフォーマンス:1万円程度の安価なロッドでも、バス釣りには十分対応できるものが多く、コストパフォーマンスに優れています。
      2. 用途に合わせた選択肢:複数のロッドを揃えることで、さまざまな釣り場や状況、ルアーに対応できるようになります。
      3. 壊れてもリスクが少ない:安価なロッドは破損した際の経済的リスクが少なく、気軽に新しいものに買い替えられます。また、色んなロッドを使ってみる事で自分はどんなロッドを求めているかという目が養われます。
    • デメリット
      1. 性能が限定的:安価なロッドは耐久性や感度に劣るため、精密な釣りが求められる場面では限界を感じることがあります。
      2. 頻繁な買い替えが必要:価格が安い分、性能的にも心理的にも長持ちしない場合も多く、定期的な買い替えが必要になる可能性があります。したがって経験を積んだらさらに上のグレードに進んでも良いかもしれません。

5. 初心者向け道具リストと価格目安

次に、バス釣りを始めるための具体的な道具リストとその価格目安を紹介します。

  • 百均・格安釣り道具(初心者向け)
    • ロッドリールセット:1,500円〜3,000円
    • ルアー:100円〜300円(1個)
    • ライン(糸):300円〜500円(200メートル程度)
    • フック(針):100円(数本セット)
    • シンカー(オモリ):100円(数個セット)
  • 中級クラスの道具(趣味として本格的に取り組む場合)
    • リール(中級クラス):5,000円〜15,000円
    • ロッド:8,000円〜15,000円/本
    • ルアー:700円〜1,700円(1個)
    • ライン(高品質):1,000円〜3,000円(200メートル程度)
    • フック(高品質):300円〜600円(数本セット)
    • シンカー(高品質):500円~800円(数個セット)

6. 結論

バス釣り初心者が道具を揃える際には、まずは格安の道具を使って釣りを体験し、自分に合うかどうかを見極めることが大切です。その後、釣りが趣味として定着した場合には、リールを中級クラスにアップグレードし、用途に応じた安価なロッドを数本揃えることで、釣りの楽しさや効率が格段に向上します。それぞれの道具にはメリットとデメリットがありますが、予算や釣りスタイルに合わせて選ぶことで、快適な釣りライフが始まるでしょう。

詳しい知り合いがいる場合はアドバイスを貰う事も良いでしょう。
しかし、自分のスタイルを見つけ出すことが楽しみの一つでもあります。
あまり他人の意見に流されすぎず、自分なりにゆっくり学んだり考えたりしていく事を強くオススメしたいです。

初心者の方は、まずは気軽に楽しむことからスタートし、釣りの奥深さを徐々に体験していってください。

さぁ、次は具体的にどのような商品がを買えば良いのかをご覧頂きましょう。
初心者編、中級者編に分けてお送り致します。

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